一目で心が奪われる。毎日走りだしたい衝動に駆られる。ミッドエンジンレイアウトによる8代目コルベットのエクステリアは、これまでのコルベットのスピリットを継承しつつ、より大胆な進化を遂げています。 

エンジンを冷却するフロントの大型エアインレットと、ボディサイドを彫刻的に描いたエアインテークは高い性能を予感させ、コックピットを大幅に前進させて実現した低いボンネットから長くカーブを描いてリアデッキに繋がるラインは優雅さを表現します。

ミッドエンジンレイアウトにより、ドライビングポジションは従来から40cm前方へ移動。視界が広がることでコーナーの先読みやライン取りの精度に大きなメリットをもたらしました。

加えて、日本仕様の右ハンドルモデルではペダルレイアウトも最適化されており、日本の公道においても優れたドライビングフィールを実現します。さらに、パドルシフトを備えたレーシングスタイルのステアリングホイールや、フルデジタル化したクラスター内のメーターなど、インテリアもまた大きく進化しました。

「デイリーユース」の車ではないにも関わらず、毎日走らせたくなる車。最新のエアロダイナミクスで磨かれたフォルムは、心を奪う華やかさと高度な機能性を融合しています。

誰にも自分が好むシフトポイントやステアリングの重さ、エンジンサウンド、ブレーキフィールがあるものです。また、悪天候や氷点下といった状況では選択が変わることもあるでしょう。そのためにコルベットでは6つのドライブモードを用意しました。標準は「ツアー」「ウェザー」「スポーツ」「トラック」の4 モード。さらに柔軟に対応するため、任意で設定できる2つのモードを用意しています。

「マイモード」では、日々の運転で好みの組み合わせをセットすることが可能です。もう1 つの「Z モード」では、主にサーキットでその威力を発揮できるよう、幅広いメニューからエンジンとトランスミッション、ステアリングの設定を詳細にセットすることで、ドライバーが要求する高いレベルのドライビングに対応します。ステアリングホイール上の「Z ボタン」を押せば、瞬時にそのパフォーマンスを呼び出すことが可能です。